•  リノベーション前に知っておきたい Q&A

    リノベーションを始める前にある程度は知っておきたい「お金」「リノベーション」「建物」のはなし。前向きにリノベーションをスタートさせるためにも漠然とした疑問や不安は解消しておきましょう。

    監修:リノベーション住宅推進協議会

     

    お金のはなし

    リノベーションのローンの金利って?

    A  「中古購入+リノベーション」のワンストップサービスを利用する場合は住宅ローンに組み込めるので、35年ローンで1%程度(変動金利優遇金利)。住宅ローンとは別にリフォームのみのローンを組む場合は、借入期間が最長15年で3%程度からになります。例えば500万円を借り入れる場合は、日々の返済額に約3倍もの開きが出ることになります。物件購入を検討している場合は、ワンストップサービスを利用するとコストを抑えることができます。

     

    なるべく無駄な費用を抑えたいのですが見落としがちな出費って?

    A  主に工事中の賃料が相当します。持ち家の場合は、住みながらリフォームできることが理想ですが、工事期間が2週間を超えるような大がかりなリフォームや水まわりなどのリフォーム箇所によっては、賃貸住まいに。物件購入からの場合は、ローン審査が通って物件が引渡されてからローンの支払いが始まるので、工事中は現在の住まいの賃料とローンの支払いでダブルの出費に。この期間をなるべく短く抑えないと無駄な出費になってしまいます。

     

    リノベーションのはなし
    Q 最近耳にする「ストック型社会」って?

    A  現在日本では、人口減少に伴い2020年には世帯数も減少し始めるといわれています。その一方で、700万戸を超える空き家が存在し、住宅ストックは充足しています。この住宅を活用するリノベーションは、賢く無理のない住宅取得方法として、いま注目されています。家や家具などの個人資産レベルから公共の建物や社会資産レベルまで、何世代にも渡って受け継いでいくことで、トータルで投資コストを抑えながら豊かさを享受する欧米の文化を「長寿命型社会=ストック型社会」といいます。日本もこの「ストック型社会」に倣い、地球や環境にやさしい、豊かさやゆとりのあるライフスタイルを目指して、さまざまな取り組みが行われています。

     

    Q 中古を買ってリノベーションしたいけれど将来転勤があるかも…

    A  「賃貸はお金がもったいない気がして。かといって、将来どうなるかわからない」という場合でも、将来を見据えて「売れる」「貸せる」再販性のある住まいを手に入れられれば、不安はクリアできます。周辺相場を逸脱せず、好立地で住環境のよい物件であれば、将来性があるとされます。また、マンションの場合は、管理体制がしっかりしていることも重要なポイントに。これにリノベーションによる付加価値が付けば、再販性がさらに上がります。

     

    建物のはなし

    Q 物件探しでなかなか決められなくて

    A  主に、エリア、駅までの距離、床面積、価格、築年数、構造など。また、マンションではこれに管理費や修前積立金、修繕履歴、長期修繕計画なども確認しておきたいポイントになります。そのなかでも、どこに重点を置くか優先順位をきちんと決めておかないと目移りしてしまい、なかなか決められないことに。あらかじめ優先リストを作成しておくことをおすすめします。

     

    Q 現地調査ではプロは何をチェックしてるの?

    A  主に、雨漏り後や現況に不具合がないか? 図面と現況に相違がないか?リノベーションの制約になりそうなものがないか?を確認します。マンションの場合、共用部はリノベーションで変更できないため、住戸内の壊せない壁や梁位置、PS位置や床下、天井裏、躯体や梁のスリーブ(設備配管の貫通孔)などで設備配管の取りまわしが問題なさそうか?電気容量も現地調査とあわせて図面や資料などで調査し、確認していきます。

     

    Q 旧耐震基準の建物って大丈夫ですか?

    A  建築基準法施行令の改正により、1981年6月に新たに耐震基準が施行されました。この法令施行以前に建築確認申請をした建物を「旧耐震基準」、以降を「新耐震基準」とすみ分けしています。旧耐震基準の建物といっても、マンションの構造や形状によって耐震基準適合証明を取得可能な物件もあるので、ひとくくりで不安を感じる前に確認してみるとよいでしょう。また、管理や大規模修繕がきちんと施されている、管理組合の意識が高い建物も良質な物件といえます。

     

     

     

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